平成10年 32明工会
インドネシア・ゴルフツアー
Up date Feb. 24, '98  
 

Narita
Feb. 15,1998 Narita Airport

昭和32年明治大学工学部卒業生のゴルフ愛好者が集まって恒例のインドネシアゴルフツアーが、今年も決行された。今年は各位の都合もあって5名の参加者と少なかったが、写真左から堀弘、伊藤弘、杉本喜彦、そしてZENさんでした。
折からの経済危機で政情も不安と危惧される中、平成10年2月15日に成田を出発、JAL725便にてインドネシアへ向かった。約6時間のフライトで首都ジャカルタに到着後、準備の専用バスでバンドン市へ移動。バンドン市は海抜768mの高原にある避暑地で年間平均気温は22度C前後、赤道直下のインドネシアとは思えない程のしのぎ良さ。 バンドン市は西ジャワ州の首都。インドネシア第4の人口を抱える都市として栄え、バンドン工科大学や各種研究機関が集まった学園都市でもあり、1955年に開かれた第1回アジア・アフリカ会議が開かれた所でもある。 現在インドネシアの通貨ルピアは日本円の50倍以上、ジャカルタ空港到着時に2万円を交換しただけで、いきなり100万ルピアの大金持ちになった。

Padang Golf Arcamanik
Feb.16,1998 Bandung golf Arcamanik

バンドン市滞在初日の2月16日は、早朝6時起床、ホテルの朝食バイキングで腹ごしらえし市の南西部に所在の Bandung Indaha ゴルフ場へと向かったが、到着してみると、月曜日のプレイは午後からとの連れない返事。はやる気持ちは抑えきれずとにかく他のゴルフ場へと方向転換。 今度は市の南東部にある Arcamanik ゴルフ場へ、ここはパブリックゴルフ場とかで我々の到着と同時にたむろしていたキャディ候補者が先を争ってバッグの奪い合い。先にバッグを取ったものがその日のキャディ権をを確保出来るようである。 ゴルフ料金は日本円350円程度と格安。キャディへのチップは2万ルピア(400円)が標準とのこと。以降何処のゴルフ場でも標準以上に相場を乱さないよう全員で申し合わせた。これは現地に住む多くの日本人や旅行者に対するエチケットと心得て置くべき事である。 ゴルフ終了後の冷たいビールは格別であるが、1杯100円と安いのも魅力である。 この日のZENさんの成績は48,42=90とあまり振るわなかった。

Bandung Indah
Feb.17,1998 Padang Golf Bandung Indah

2月17日、昨日プレイ出来なかった因縁のバンドン・インダに向かう。 プレイ料金は140,000ルピア(日本円換算2,800円程度)ゴルフ場は広い敷地にゆったりと作られており。隣接地にはプールやテニス等のレジャー設備も各種併設されている。 良く教育・躾されたハウス・キャディがいて日本並の快適なゴルフが楽しめる。 キャディは若い女性が主体で(男性も居る)、クラブ指定のユニホームに身を包んでいる。言葉はインドネシア語であるが、英語も我々程度の理解力は有るので、必要な意志の疎通は図ることが出来る。結構日本人の利用者も多いと見えて、時々日本語が飛び出し、楽しいゴルフをさせてくれた。コースには多くの池が配置されていて、メンタルなゴルフが要求される。 コースの芝はよく手入れされていて、恐らくバンドン市一番の高級ゴルフ場と言って差し支えない。広いフェアウエーに思い切りドライバーを叩ける醍醐味は最近の日本ではあまり味あう事の出来ない事である。ZENさんの成績は39,40=79とまずまずでした。

Padang golf-lembang Poltak
Feb. 18, 1998 Poltak Padang golf Lembang

2月18日、今日は朝の内の天気が思わしくなく本格的なゴルフは不向きと判断、主体を観光に置くことを決定、取り敢えず9ホールだけの POLTAKゴルフ場でプレイすることにした。場所はバンドン市北部の山岳地にあり、隣接地には空軍の訓練学校等もあり、軍服姿の兵士が多く見られる。 プレイ料金は29,000RP(日本円換算580円)、ビール5,000RP(100円)、帽子25,000RP(500円)。 コースは山岳地特有のアップ・ダウンの激しいホール構成で、女性や老人には結構きつい所である。当然我々は60過ぎの老人グループなので、天気具合の結果に関わりなくハーフでプレイがうち切られたのは言うまでもない。 コース全長は2,046ヤードと短くパーも35で有るが、狭いフェアウエーと高低差の大きい登りホールや、下りホールはねらいを外すと大叩きしかねない難しいコースである。 この日ZENさんの成績は42(ハーフのみ)でした。

Bandang Giri Gahana
Feb. 19,1998 Bandung Giri Gahana Golf & Resor

2月19日、一昨年はここに二泊してプレイした程素晴らしいコースである。バンドン市の東部に位置して標高も一段と高く、夏も涼しい避暑地である。当日は地元の中国人系のゴルフ大会が行われていて、大変混みあっていた。プレイは殊の外流れが悪く、ハーフに3時間のペースは、日本の様にハーフで昼食タイムもない辛さと、暑さで参りラウンド終了までにくたくた! プレイ終了でようやくの昼食が3時頃になってしまい、このシリーズで一番くたびれた。 コースのレイアウト設計、芝生の手入れ等なかなか良くできている点は、日本の一流コースに決してひけは取らないと感じられた。キャディの教育は少し低く、英語が出来る子も少なく、意志の疎通には難点があった。プレイ料金は111,800RP(日本円換算2,236円) ZENさんのこの日の成績は、待ちくたびれと暑さで振るわず48,47=95と最悪。


Bandung Indah
Feb. 20,1998 Padang golf Bandung Indah

2月20日、バンドン最後の日の今日は本来ジャカルタへの移動日なのでゴルフの予定はしていなかったが、朝からの好天につられてバンドンで一番素敵なコースと認定したBandung Indah ゴルフ場を再訪する事になった。インドネシア語でindahは素晴らしいと言う意味だそうで、まさにこのコースは全ての点で素晴らしいゴルフ場である。 プレイ費用は前回よりはやや高く169,000RP(日本円換算3,380円) ZENさんのこの日の成績は43,44=87でした。 この後、バンドンでの全ての予定を終了し荷物をまとめて一路ジャカルタへと向かった。


Padang Golf Jaya Ancol
Feb. 21, 1998 Padang Golf Jaya Ancol

2月21日、インドネシア最後の滞在日となったジャカルタで締めくくりのゴルフと楽しみにしていたのに、昨夜から無情の雨が朝になっても降り止まず、朝食後も待機。午後11時頃やや小降りになったのを潮時に、滞在ホテル目の前の Jaya Ancol ゴルフ場へ。 このゴルフ場は、ジャカルタ市の北部臨海地区に面し遊園地・ホテル等がセットになっている。 都市型のコースなので全て平坦なコースながら適度に配置されたハザードがコース攻略を難しくしている。直前までの雨でフェアウエーのぬかるみを心配したが、水はけの良さは抜群でカジュアル等ほとんど感じることなくプレイ出来たのは素晴らしい。 このコースのプレイ料金は125,000RP(日本円換算2,500円) ZENさんの成績は40,42=82でした。 この後、ホテルをチェックアウトし、ジャカルタから成田空港に無事帰着した。 帰国後のZENさんの顔は6日間のゴルフ焼けでインドネシア人もびっくり!