平成14年3月 32明工会
インドネシアツアー・グルメ編(2)

Up date Apr. 6, 2002
 
3月25日 Restaurant PAGODA

SANY0014.jpg アルチャマニックでのゴルフが終わったあと、昨年も訪れたことのある中華料理店パゴダで昼食を取った。 店の玄関を入って中を抜けると中庭のスペースに、東屋のような建物にテーブルがセットされていて、 いかにも中国の雰囲気を感じさせる席がある。 まずは冷たいビンタンビールで乾杯。ビールの突き出しに出された酢の物がとても美味しくて 昨年は4回もお代わりをしたことがある。 今年はさすがにお代わりの注文を控えたが、あの味は 格別である。 SANY0012.jpg 昼食のオーダーは、我々の昼食では定番となっているナシゴレン(焼き飯)とミーゴレン(焼きそば)だ。 それにスープを取ったが、ふかひれの入った中華独特のスープは行く店ごとに少しずつ異なるがいずれも旨い。 焼き飯、焼きそばは昨年も食べて知っているが、ここの味付けは保証付きだ。 いつものように香辛料のサンバールを少し効かせて食べるとまた格別の旨さを感じるのだ。 小皿を貰って、それぞれナシ(飯)とミイ(そば)を互いに分け合って心行くまで食べたが、 ボリュームが多すぎて、食べ余してしまった。 次回からは人数分より少なめにオーダーし、分け合って食べるべきだと感じた。


 
3月25日 The PEAK Restaurant

thepeak.jpg 昨年もここで食事をして気に入ったこともあり、今年も訪れた。 バンドン市内を見下ろす山の上に位置するここ、レストラン・ピークは 夕刻からのみ開店する西洋料理専門のレストランである。 市内からは1時間以上かけて登ってこなければならないがここから見下す市内の夜景は 最高の眺めで、週末などは多くの車が登ってくるのと出会ったことがある。 標高の高いところにあることと、夕刻からの開店とも相まって、特にエアコンも無いのに P3250143.jpg 店内は快適と言うより肌寒い感じ。 店の人が夜景を見せようと気を利かせて窓を開け放ってくれたが あまりの寒さに閉めてもらったくらい。事前に寒いと言う情報を流しておいたので ゴルフバッグのレーンコートを着た人もいた。店内の隅には豆炭に火をつけて 暖房していたが、オーバーコートが無くて薄着の人は、豆炭の傍を恋しがった。 フランス料理も上品で美味しかったが、スティック状のパンがことさら 気に入った。食後にはピアノ演奏と、女性歌手の甘い歌声を聞かせてくれる。 我々もよく知っているポピュラーな曲には思わず拍手で応えた。


3月26日 ROYAL IMPERIAL Restaurant

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たまにはバンドン市内でも違ったレストランで食べてみたいなと言う リクエストで実現したのが、ここインペリアルレストラン。
バンドン市内で有名な中華料理店と言えば、クイーンと思い込んできたが ここインペリアルもなかなか素晴らしい店である。 夕食時になると多くの中国人たちが、それぞれ多くのグループで来店する。 彼らにとって、顔は似てはいるが言葉の違う我々グループに対して 奇異な表情をして見ている。そんなことにはお構いなし、旅なれた我が 明工会メンバーは臆することも無く、賑やかに料理を評価し、また昼間の ゴルフのシーンを話題にして楽しいひと時を過ごす。 飲み物と言えば、最初は例によって地元ボゴールに工場があるというビンタンビール でのどを潤し、料理をつつく頃には、老酒・紹興酒を飲むのが通例だ。 しかし、ここでは最初紹興酒をオーダーしたら、無いと断られたが、 紹興酒を日本語読みする我々の言葉が通じなかっただけで、その後 身振り手振りで説明する老酒からの説明で、ようやく紹興酒が出てきた。 今度は日本ではなじみの氷砂糖を頼んだが、通じなかったのか普通の砂糖が出てきた。 氷砂糖の説明がなかなか通じないのであきらめて砂糖で我慢することにした。


 
3月27日 SIMPAN RAYA Restaurant

simpangkan.jpg 朝早くバンドンを出発してボゴール近くのグヌングリスゴルフ場へ向ったが、道中の渋滞が予想以上で、 到着が遅れ、ゴルフのスタートが11時過ぎ、プレーの途中で雷雲の動きが激しくて残り3ホールを 切り上げたが、2時を過ぎていて昼食時間も遅くなってしまった。遅くなりついでに、このまま我慢して 今夜の目的地ジャカルタまで行って、早めの夕食を希望するものと、昼飯は遅くなっても食べようと 主張するZENさんの意見に分かれたが、結局ボゴール市内で昼食を取ることに決まった。 simpangraya.jpg 予定の変更で車を反転させて、ボゴール市内の Simpang 食堂に入った。 メニューを見ていたら、スープつきのそばがあるので, 聞いたら、ラーメンに似たものと言う。 早速オーダーすることにしたが、全員一致でこのラーメンに決定。 出来てくるまで、いつものビンタンビールを頼むのは忘れない。 ほどなく出てきたものはまぎれなくラーメンだ。 具にはイカ、カニ、キノコ、野菜などいろいろ入っていて味もなかなかいけるものだ。 食べ終わってみんなの感想は、これは見っけもの。SANY0048.jpg 長年のインドネシア旅行で初めて食べたラーメンながら、とても気に入ってしまった。 次回からはこのラーメンを昼食の定番コースに入れることに決定。 この日、時間的には昼食として、少し中途半端な時間帯になってしまったが、幸いこのラーメンは 量も適当だったので、夕方には普通通りにお腹の消化も進んでいたようだ。


 
3月27日 SARI LAUT Restaurant

P3270011.jpg この日の夕食は、ホテル・ホリゾンの近くの SARI LAUT Restaurant へと出掛けた。 シーフードレストランと謳っているが中は、まるで体育館ほどの大きく広いレストランだ。 多分週末の夜ともなれば、多くの人たちで溢れかえるのか? この夜は殆ど空いていた。 隣の席では、中華系の家族が小さな子供の誕生祝をしていた。 ハッピバースディを歌い、お父さんに抱かれた子供にロウソクを吹き消させようと、 皆で炎が無事消えるのを期待して見つめ、無事に消えると拍手で祝っていた。 我々の食事が来て、食べ始めたが、どうもスープの味が私の口には合わない。 とても変な味がするので、2口ほど飲んで止めた。次に出てきた魚のフライも、 てんぷら油の匂いと味が、どうしても気になったが、これを食べないと次に 出てくるものが分からないだけに、我慢して食べた。どうやら皆も食が進んでいない。 P3270012.jpg ひとまず食事が終わって、ホテルに帰り、ベッドに入ってしばらくして、 気分が悪くなり、吐き気を催したので、トイレに駆け込み、今食べてきたものを 3回に分けて殆ど吐いた。その後下痢も始まり、夜通しトイレを往復して 結局腹の中が空っぽになってやっと気分が収まった。 翌朝は朝食を抜いて、7時からゴルフに出掛けたが、昨夜の食中毒は 影響なく普通にプレー出来たし、昼食はいつものナシゴレンをぺろりと食べた。 後で、ガイドに昨夜のゲロを話したら、ガイドも気分を悪くしていたとか・・・ どうもあの天ぷら油が怪しいようだ。昔の会社でわが社の駐在員が、やはり油のせいで 急性肝炎を起こし、急いで日本に帰国させて入院させたが、その甲斐も無く亡くなった 話を思い出した。良く無事で済んだものだ。 まあ、次回からはあの店へ行かないことにしよう。


 
3月28日 SANT Restaurant

インドネシア最後の食事は、我々にとって一番無難な西洋料理の店を選んだ。 夕刻5時にホテルホリゾンをチェックアウトし、空港に向う途中の SANTO Restaurant で 夕食だ。長いようで短かった今回のゴルフツアーを振り返ってみて、昨夜の私の食中毒事件 を除けば、昨年のような大勢の病人も出さず、無事帰国を迎えることが出来たのは幸いだった。 最後の食事に当たって、旅の無事を祈ってビンタンビールの乾杯をしてこの旅の終わりとした。 今回参加した8人の皆さん大変楽しい旅行を有難うございました。

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