新居浜市 東田太鼓台
平成20年5月 お披露目初運行

Up date May. 5, 2008

平成20年5月4日、新居浜市の太鼓台に51台目の上部地区東田太鼓台が誕生した。 この太鼓台は、川東地区の又野太鼓台が今年新調するので、古い太鼓台を譲り受けて 新調したもの。飾り幕などはそのまま使い、上部地区の太鼓台として仲間入りする。 東田地区では以前から太鼓台の新設を希望する住民運動が盛り上がっていただけに、 この太鼓台の誕生には喜びもひとしおだったと言う。新しい太鼓台を担ぐかき手達は 真新しい白の法被に身を包み、初運行のスーパー駐車場でさし揚げをした後、東田地区 の部落内を引いて廻った。東田地区は、私の小学生時代の終戦間際、高知県沖の米軍空母 から発進飛来する艦載機の攻撃を避け、新居浜市前田町から疎開して過ごした場所で、 泉川小学校に通ったとても思いで深い土地である。当時今治市が夜間の大空襲を受けて、 焼夷弾が燃え盛る炎は、東田の防空壕から見ると、あたかも新居浜市内が攻撃されたように 近く見えた印象がとても鮮烈に目に焼きついている。
(写真は東雲写真館提供)

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新調された東田太鼓台のお披露目
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