第3回 マルチメディアサービス研究会
Update 8 Feb 1997

平成9年2月7日テレコムプラザにおいて、第3回マルチ メディアサービス研究会が行われた。会議に先立ち新居浜 市消防署の司令室及びインフォにいはまシステムの見学も 行われた。インフォにいはまシステムとは、119番の通 報により火災や災害の連絡を受け、先発隊による現場確認 の結果で、消防署のサイレンを鳴らし、同時に消防署に設 置されているパソコンから、新居浜ケーブルテレビに送信 される。それを受けてCATVの12チャンネルに災害状況の 第一報が番組を止めて5分間放送されるシステム。 従来災害発生と同時にサイレンが鳴らされると、直後から 30分ぐらいは、消防署に問い合わせの電話が殺到し署員 が応対に煩わされてきたが、このシステムにより市民は、 12チャンネルを見ることにより、正確な情報を知ること が出来、一方消防署員は災害に関する処理に集中する事が 出来るようになる。昨年の実績では119番通報から7分 後にはTVに放送出来たと言う。問題はこのシステムの市 民に対する周知徹底をいかに行うかであろう。 会議ではこの他CATVで既に架設されたケーブルの活用 方法について、報告と討議が行われた。

システムをテスト
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