魚釣り
澤津漁港執念の夜釣り
Up date Sep. 7, 2017
   
 前の夜、40cm以上はあると思われる大きなチヌが釣れていたのに、慌てて取り込もうと焦りすぎて 逃がしてしまった悔しさは、尋常じゃなかった。どうしてもあの大きなチヌを釣りたいと、執念で・・・ ハリスの仕掛けを3本程作り、昨夜も澤津漁港の同じ場所に出かけた。今回は、逃がした魚にもう一度 リベンジなので、ターゲットを絞り、場所は同じポイント。仕掛けは2種類とし、ひとつは、チヌの好きな 大虫と、ベテラン釣り師が良く使うオキアミ。そして魚を寄せる撒き餌を準備した。前日の魚の当たりは、 大潮の満潮少し前でしたので、前日より少し遅い時間が釣れる頃合と予測して出かけた。 釣り場では、昨日と同じ場所に2本の竿を少し離して仕掛け、2種類の餌をつけ、更に撒き餌を打ちました。 20分ぐらいして、1本の竿のウキが静かに沈みました。沈み方はとてもゆっくりと深く沈んだのでした。 少し離れたところから見ていたので、沈んで居るウキを確認して、急いで竿をしゃくったのです。 ところが、何の抵抗も無く仕掛けは上がって来ました。あのウキの沈み方は何だったのだろう・・・ 魚は掛かっていなかったので、餌の状態を確認すると付けたときと同じ状態。餌も取られていませんでした。 仕方なく同じ場所にもう一度降ろしました。それから30分ほど、何事も無く静かに時が過ぎ、やがて又、 同じように静かにウキが深く沈みました。今回は慌てずゆっくり反応を見るように、竿を上げてみましたが、 また同じように何事も無く仕掛けは上がって来ましたし、餌の大虫も同じ状態でした。じゃあ、あの引き込みは 一体何の事なのだろうと不思議に思いながら、また同じ場所に降ろしました。その間、退屈しのぎに、もう一本 竿を用意し、沖のアナゴ釣りでもと、投げ釣りを始めました。いつもなら、これで一匹くらいはアナゴが 釣れるはずです。しかし、アナゴの反応は無く、餌取りも居ませんでした。そして40分ぐらいして、また 例のウキが深く静かに沈みました。そして、今回はウキが少しピョコピョコ上下に動いていました。先ほど2回と 違う動きなので、ゆっくり竿を動かしてみると、竿先にかすかな反応が伝わってきました。少しテンションを 掛けてみると今回ははっきりと針は口に当たっているようなので、はっきりと針掛を促しました。すると、 重たく魚の反応が伝わったので、釣れた事が判った。しかしここで慌てると昨日の失敗のことがあるので、 2〜3mの範囲で左右に魚が動けるようにやり取りして魚が疲れるのを待ちました。 多分、10分以上、魚にテンションを加えてやり取りした後、用意した玉網に掬い取りました。 これでやっと念願の魚をゲット出来たのです。サイズは47cm、重量は1.75kgありました。 私が、陸地から釣った魚でこれまで最大でした。家に帰って魚拓を取りたいと思いましたが、 そんな大きな紙は無いので、写真で残すしかありませんでした。
メバル
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釣れたのは恐らく4歳以上の経垂(へたれ)チヌです。