前日は台風騒ぎで、大人しく嵐が去るのを待っていたが、魚釣りには嵐の後は意外に良く釣れるのだ。
なぜなら、嵐で海が荒れているため魚も十分餌取りが出来ず、海が治まるのを待って、餌探しが始まるのだ。
丁度明日から大潮と言う日なので、タイミングとしても最高なので、夕方になるのを待って、餌を買って
いつもの澤津漁港へと出かけた。ポイントは、先日大チヌがつれた場所にターゲットを決めて、第1投を入れる。
予想通り、直ぐウキが沈んだ。最初なので慌てすぎたか、ウキが勢い良く沈んだ割には、食いつきが悪くて
針掛はしなかった。一旦竿を上げてみると、餌は食いちぎられて、針には少し残っているだけだった。新しい餌を
付けて、放り込むと直ぐ来た。今度は魚とのやり取りに時間を掛けてしっかり食い込むのを待って合わせた。
サイズは20cmくらいで悪くは無い。早い反応で、今日は釣れそうな予感がした。最初の獲物を取り込む間に次の
獲物を考えて、もう一本竿を用意して放り込んだ。2本の竿を交互に扱って、短い時間に5匹目まで順調に
釣れた。しかし、その後が止ったので、場所を少し移動させて、一本は置き竿にしないで、岸壁を移動しながら
探り釣りしてみた。先程より少し離れた場所で、立て続けに3匹釣れた。しかしその後は、あちこち探り釣りを
したが、それ以降魚の当たりは全く無くなった。潮も満潮になったので、今夜はこれで仕舞いをした。
まあ、狙い通りの場所で、まづまづの釣果で満足だった。
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