新居浜市
31大島とうど祭り前日準備作業
Up date Jan. .13, 2019
   
 とうど祭りとは、新しい年を迎えて、小正月に行う行事で、正月の松飾り・注連縄・書き初めなどを持ち寄り、 一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。今年の大島では1月14日の 早朝6時から、大島港前の広場で行われる予定です。伝統的な大島の風習では、山から大きな竹を切ってきて 高さ10mにも及ぶやぐらを組み、周りを笹竹で囲い、櫓の中にもよく燃える様に笹竹を詰め込んで準備します。 「とうど」の語源は、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃し立てたことから、その囃し言葉が訛ったものと 言われていますが、別称として「左義長(さぎちょう)」という呼び名もあります。 左義長は、正月十五日、平安時代の宮中で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て毬杖(ぎっちょう)三本を結び、 その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡い囃しながらこれを焼いたという行事から呼ばれてきたものです。 今年の大島では、14日の早朝6時に、準備したとうど櫓に点火することから前日の13日に準備を済ませました。