持ち物
私の釣り竿の全て
Up date Apr. 26, 2018
   
 部屋を片付けていると、古い釣り竿が沢山出てきた。折角見つけたので、最近よく使っている竿も含めて部屋の中に並べてみた。私の海釣り歴は60年ぐらいになるし、青年時代の就職先は関東を中心に何度も仕事場の転勤があった。湘南海岸の茅ケ崎に住んだこともあり、家から海までは5分程歩いて行けた。その頃使っていた古い竹製の竿もいろいろ出てきた。都内の職場には電車で通うのだが、夏の間の早朝は、夜明けとともに海岸に出てキス釣りを楽しんでから、家に帰り朝食をとって電車通勤していた。そんな懐かしい竹竿から始まって、釣りを趣味にして、色々な場所に出かけ釣り竿もいつの間にか増えたようだ。特に増えたのは、50歳の時父親が亡くなり、母親の面倒を見る為、東京の会社を退職して四国に帰ってきた。それからが瀬戸内の魚を釣る楽しみが本格的になり、必然的に釣り道具の竿も増えてしまった。改めて数えて見たら42本の竿と、リールが20個もあった。中には古い竿やリールには傷んで使えなくなり捨てたものもあったので、生涯に一体どのくらい釣り道具にお金を掛けたのかと思うほどだ。