新居浜市
生活文化都市づくりフォーラム
update 97/03/28

chairman 昨年来、新居浜市の委嘱を受け活動してきた新居浜市生活文化都市づくり推進会議のフォーラムが 平成9年3月28日(金)市内高木町の総合福祉センター2階多目的アリーナにおいて行われた。 開会にあたり推進会議白石徹会長(写真)が挨拶を行った。 講師には多摩大学教授望月照彦氏が生活を楽しむ「まちの文化学」と題して講演された。
講師のプロフィール(真ん中の写真)
1943年静岡県生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院終了。現在、多摩大学教授、望月照彦研究所代表として都市創造、まちづくり。産業振興、商店街開発、 ウオーターフロントなど、行政・民間のプロジェクトを数多く手がける。 「マチノロジー<街の文化学>」「商業ルネッサンスの時代」等の著書も多数。 なお、余暇開発センターの「新居浜市の遊脈づくり研究」の委員長を務めている。

mochizuki 演題「生活を楽しむ”まちの文化学”」
  1. 新居浜市と言う”まち”の持つイメージ:静脈と同じ様な感覚で遊脈の役割をさせられないか。 街づくりが非日常的なものでなく日常的な街づくりが必要。近代産業都市とは昔、労働集約型産業から技術集約型産業になり現代では知識集約型産業と言われ、これからは環境集約型産業にならなければならない。
  2. 物づくりの文化が刻印された原点都市
  3. まちの「文化資源」「経営資産」を棚卸
  4. 知の宝庫・新居浜
  5. 「遊びと学びの文化都市」と言うコンセプト
  6. ラーニング・フロントシティのライフスタイル戦略
  7. 「知のアテネイ」「海のアスペン」を目指す遊歩都市へ
  8. 21世紀の新たな「鉱脈」を創造する:孝脈、考脈、巧脈、興脈、幸脈等と言葉を置き換えて創造の展開を話された。