南海放送企画
1999 道東・知床ロマンの旅(1)
Up date July 25, '99
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1-0.jpg 南海放送特別企画の道東・知床ロマンの旅は平成11年7月19日朝、関西空港を出発し 北海道女満別に飛び、最初の見学が網走監獄博物館であった。
本物の刑務所は近代化され、網走郊外に現存している。 博物館刑務所見学の後は知床半島を海から見学するためウトロ港へと向かった。
博物館・網走刑務所正門
鏡橋 博物館網走監獄入口 裁判所法廷
鏡橋(再現)
網走刑務所内に収容されるとき、晴れて出所の時渡るのがこの橋です。 「水面に我が身を映し、襟を正し心を清めよう」と言う思いがだれ言うと無く、 いつしか「鏡橋」と呼ばれるようになった。
博物館網走監獄入口
正面ゲート入口の正門は、郊外にある網走刑務所二見が丘農場にある門を再現したもの。
裁判所法廷(移築・復原)
昭和27年から平成3年まで、釧路地方裁判所網走支部で実際に 使用されていた法廷部分を移築復原。
正門 休泊所 高見張り
正門(再現)
通称「赤レンガ門」と呼ばれる網走刑務所正門は、重厚で威風堂々としており「最果ての監獄」 と呼ばれ恐れられた時代の網走刑務所の威厳を感じさせる。
休泊所(再現)
本拠地から遠く離れて作業をするときの仮の宿舎として、建てられたものです。 別名動く監獄(たこ部屋)とも呼ばれている。
高見張り(再現)
高さ8mで、受刑者の逃走、暴行事件などの発生に備えた監視所です。
五翼放射状平屋舎房 舎房 浴場
五翼放射状平屋舎房(移築・復原)
明治42年の火災で焼失したそれまでの並列型獄舎に代わって同45年に再現された舎房。 以来、昭和59年9月まで網走刑務所の文字通り心臓部として使用されてきたが、 刑務所施設の近代化計画により近代的な鉄筋コンクリート建ての舎房が完成し、 昭和60年博物館に移築復原した。
舎房(移築・復原)
正面入口より入ると八角形の見張り所がある。 ここからは五棟の様子を一目で監視出来るように造られている。
浴場(再現)
大勢の者が寝食を共にしていたため、皮膚病などが流行しやすいので、衛生面からも 欠かせない施設の一つであった。入浴は所内生活において最も楽しみなひとときであった
行刑資料館 煉瓦造り独居房 炭焼小屋
行刑資料館
風雪100年にわたる歴史の裏側に秘められた受刑者の生々しい記録や、 数々の資料などが展示されている。
煉瓦造り独居房(懲罰房)
所内で粗暴な振る舞いや規則を犯し命令に背いた罰則として、昼夜7日間を限度に起居させた、 窓のない真っ暗な部屋。
炭焼き小屋(再現)
燃料となる炭も自給自足でまかなわれた。茅葺き屋根が往事をしのばせている。

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