平成9年 新居浜市 太鼓台統一寄せ | |
久保田× 江口太鼓台鉢合わせ |
新居浜テレビネットワークより収録 |
平成9年は新居浜市制60周年に当たり、全市内の太鼓台39台が
楠中央通りに集結するという、かってない試みが実施された。
10月17日午前9時を期して上部地区から16台。川東地区から8台。
川東西部地区から6台。川西地区は新須賀、大江、東町、久保田、新田、江口、西町、中須賀、西原の
9台が参加する盛大な規模であった。
午前9時の花火を合図に各太鼓台が入場を始めた。
川西地区を除く他地域の太鼓台は整然と入場を終えていたが、
川西地区は西原、中須賀、江口が入場したところで、久保田が鉢合わせの準備(飾り幕の一部を取り外す)で入場。
これには中須賀が受けて立ったが、久保田は
相手が違うと、一旦退場。 久保田は再度残りの飾り幕も取り外して入場してきたが、 今度は江口太鼓台が受けて立った。両者は激しくぶつかり合い、江口の勢いで元塚まで押し込んだ。 しかし、一旦下がった久保田は激しく江口を突き立て、 しかも久保田の担棒は今日の鉢合わせの為に前にずらせてセットしてあるため、 ぶつかり合ったとき、江口の担棒より奥に突き刺さるように出来ていた。 何度かの鉢合わせで江口の太鼓台の4本柱が折れ、上の重が落ちるという前代未聞の哀れな姿にされてしまった。 |
@遅れて入場の久保田太鼓台は鉢合わせを意識して飾り幕を外して来た |
A中須賀太鼓台が久保田太鼓台を迎え撃つ体制で出動! |
B中須賀では相手が違うとばかりに元塚まで引き下がる久保田太鼓台 |
C久保田が下がったので中須賀に代わり、江口太鼓台が臨戦態勢 |
D再び久保田太鼓台がやってきた。 江口太鼓台が迎え打つ体制。 |
Eお互いが激しく鉢合わせ。 すかさず担棒を折ろうと必死の対戦。 |
F互いの担棒を突き合う。 太鼓台の乗員は巧みに担棒をよける。 |
G江口太鼓台は優勢に押し続け 引くことを知らない。 |
H久保田太鼓台は押されながらも自 らの体勢を巧みに立て直す。 |
I窮鼠猫を噛む。久保田太鼓台の反撃 開始、長い担棒を突き立てる。 |
J久保田は巧みに突いては引き、 引いては押し徐々に優勢に立つ。 |
K遂に江口太鼓台の4本柱がバキッと 折れる鈍い音が耳をついた。 |
L勢いついた久保田太鼓台はここぞと 突き、江口太鼓台を押し倒す。 |
M4本柱にひびの入った江口太鼓台 最後の立直りを見せる |
N次の突込みでたまらず支えを失 った重が崩れ落ちる。 |
O重の転落で太鼓の叩手は潰され重 に乗っていた人も転落。 |
P久保田太鼓台は勝ち誇った様に両手を振って歓声を上げる。 |
Q負けた江口太鼓台を尻目に戦場を離れて行く久保田太鼓台。 |