平成19年10月17日(水)、午前中の国領川かき比べの後、川西地区この日午後の
イベントは、16:00から工場前かき比べが予定されていた。途中西町の辺りに大勢の人が
溜まっていた。聞くと西町太鼓台の出口を大江太鼓台にふさがれていて、待機している
場所から出られず、4時からの工場前会場へ行けなかった。結局工場前かき比べは中止に
なり、集まっていた太鼓台はかき比べをすることなく解散してしまった。仕方なく帰り道、
西町太鼓台の近くに来てみた時に、タイミングよく喧嘩が始まった。通りからは西町太鼓台
は見えなかったが、かき棒の先だけが見え、その先端には長い角棒が異様に突き出していた。
大江太鼓台のけしかけに、丁度西町太鼓台が出てきたのだ。良く見ると大江太鼓台のかき棒
の先端には喧嘩用のブースターが着いている。一方西町太鼓台も、かき棒の先端にまるで
大砲かバズーカ砲のような鋼鉄製の棒が付けられていて、まるで戦争だ。互いに突き合って
押したり引いたりしていて、最後は西町太鼓台が大江太鼓台を昭和通りまで押したあと、
互いに引き揚げたのは、観衆の安全を考えて、賢明な判断だったと思う。お互いが引いた後、
西町太鼓台の重は取付がずれていた。これでお互い、明日の出場は無いだろう。写真は決死の覚悟で
喧嘩の最先端でカメラのシャッターを切ったレポートである。
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