10月18日(金)
新居浜太鼓祭り最終日、川東・川東西部地区は八幡神社で午後2時から統一かき比べの予定で集まった。
数日前から噂が流れていた楠崎太鼓台と町太鼓台は喧嘩を前提とした戦闘態勢をとり、高覧幕や上幕は
外されていた。また、時期が来ればと、浮島太鼓台に狙いを絞った宇高太鼓台も怪しい動きを見せていた。
午後2時、打ち上げ花火を合図に、阿島太鼓台から入場が開始された。順調に進んできたが、途中、楠崎太鼓台
が入場を控えていた時、町太鼓台が仕掛けて、楠崎太鼓台も入場を止めて方向を変え、町太鼓台に突っかけ
喧嘩が始まった。双方は神社前の通りで、長い時間鉢合わせをした為、神社での予定は中断していた。
結局町太鼓台と楠崎太鼓台に喧嘩成敗として解体命令が出されて退場した。かき比べは中断を解かれて
入場が再開されて順調に進行した。最後に浮島太鼓台の入場に際し、チャンスを待ち構えていた宇高太鼓台が
待機場所から飛び出し、浮島太鼓台目掛けて喧嘩を仕掛けた。この頃には日暮れと小雨が降りだし、
行事は打ち切られることに成り、かき比べは見事な差し上がと放り投げを見せた澤津太鼓台と決まった。
2位には松之木太鼓台と発表された。
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