平成11年8月4日（水）午前10時からウイメンズプラザ多目的ホールに於いて、 第４次新居浜市長期総合計画策定提言を目指し、21世紀を担う中高生に将来の新居浜像について 提言いただく「中高生提言発表会」が行われた。 発表者は市内16の各中学・高校・高専の代表者がそれぞれの考え方を堂々と発表した。

西中学校・佐藤靖則君
テーマ：自分が思う新居浜市

全国大会が招致できるような規模の総合運動施設を造りたい。現在も市内には立派な文化施設がえるが バラバラにしないで、ある範囲にまとめて欲しい。短大・大学等が来て学生の街になると街に活気が出る。 昔あったと言う住友鉄道を市民の力で復活させることが出来たら市内のアクセスが良くなり街が発展すると思う。

北中学校・戸田絢子さん
テーマ：商店街の活性化について

�@ドーム新居浜は市内の中心で最高の立地。商店街活性化のためにもっと活用すべき。 例えば若者のアマチュアバンド等に場所を提供してイベントをする。また、野外演奏会等を開くことで 多くの人達が町に出てきて商店街にも活気が出てくる。大型店の進出に対しては商店街が力を合わせて 商品の品揃えをするなど、専門店の利点を出し、欲しいものが何でも買えるまちづくりをしなければならない。 そしてもっとお客に来て貰えるように商店の宣伝やイベント企画をする努力も必要である。

中萩中学校・秋本千穂さん
テーマ：みんなで知ろう、みんなで創ろう新居浜市

”新居浜の街は素晴らしい！”いい響きの言葉です。 市政だより、私は読んでいますが周りの人はあまり読んでいません。なぜなら子ども達に分かり易いページが少ない。 老人向けのページ等も作ったらどうでしょうか。折角行政がいろいろな施策を行っているので、 もっとみんなに分かり易い広報宣伝をする必要がある。

東高等学校・鴻上順一君
テーマ：活気あるまちづくり

別子銅山の閉山以来、街が変わってしまった。自転車社会で栄えた街も、車社会になって人の流れが変わり 街も寂れてしまった。市の中心に太鼓祭りを広く知って貰うための全天候型展示場を作っては？ 新居浜の太鼓祭りを広く全国の人たちに知って貰い、また来て貰える様な施設をつくりませんか。 銅山の歴史を伝えるマイントピア別子とセットにすると、もっと有名なまちに出来る。 市内あちこちにある商店をひとまとめにして、雨が降ってもゆっくりと買い物が出きるような街にしたい。 若者であふれかえる様な大学等の誘致もしたい。

西高等学校・入江祥元君
テーマ：新居浜市の将来について

老人や障害者のために生活道路を段差のない道にする。学生のマナーにも問題はあるが、自転車が安全に 走れる道が少ないこともマナーが問われる原因でもある。街にごみステーションがないため、 ごみの収集日はごみが道路にはみ出している。町をもっときれいにしたい。

工業高等学校・越智紀綱君
テーマ：新居浜市の昔を見つめ、未来へ

学生のにぎあうまちに！、若者向けのまちづくりを。グランフジの前を商店街にしたら。 外見だけが立派なまちづくりよりも、内面の立派なまちづくりをしていきたい。

工業高等専門学校・越智千明さん
テーマ：新居浜市への提言

バリアフリーのまちづくり。まちの中はいろいろ考えられてまちづくりが進められているが まだまだ身体不自由者には充分ではない。私はバリアフリーのまちづくりを目指したい。

西原教育長

平成１３年から始まる第４次長期総合計画策定にあたって市民の広い視点からみた提言をお願いしていますが、 今日こうして色々の立場で考えて提言して下さった皆様にとって、１０年後はまさに皆さんが 中心になるべき立場に居ることと思います。行政と市民が協調したまちづくりを目指したい。