新居浜市 令和2年3月30日(月)蘆原山宝寿院 円福寺　新須賀

Up date apr. 5, 2020

蘆原山宝寿院 円福寺 （新居浜市新須賀町） 宗派は真言宗で、持統天皇の代にこの土地を訪れ、寺院を創設し薬師如来、地蔵菩薩２仏を彫像し本尊として祀ったとされています。 後に空海が伊予巡礼の時、当寺に詣り、弁財天と15童子の像を安置したと伝えられています。　 941年小野好古、源経基が藤原純友討伐の際、当寺に戦勝を祈願、その霊現に奉謝して伽藍を改築。　 元暦3年源頼朝平家迫討の為、伊予河野氏を代参させて戦勝を祈願し、戦後太刀一振を奉納しました。 その後天正13年の役の際、戦火に、更に元治元年には火災に掛り、現在の本堂は慶応元年に再建。 庫裡は、昭和8年に改築されたもの。 円福寺は天正13年迄、宇高の東北方に当る寺田と呼ぶ地にありましたが、天正陣に際し小早川隆景に焼かれ、 その後新須賀に再建したもので、当時新居浜屈指の大寺院として栄え、七堂伽藍を有し八幡神社の別当寺とされていた。

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