新居浜市
田上神社
Up date may. 21, 2020
   
田上神社
 田上神社の源は、農業開発と五穀豊穣の神として、大年の神倉稲魂神・大山祗天神・鹿屋野姫の 命・五十猛命・予母津解男命の神々を併祭され、農家と田畑の守り神として里人から信仰を受け、 田神宮と呼ばれていました。創立はたいへん古く神亀五年九月二三日(728  奈良時代)といい 今から1260余年も前紀伊の田熊野の神々勧請し、田神社と称し権現新宮とも山神宮とも唱えられ、 弘安四年(1281 鎌倉時代)国守河野対馬守の神田加増の墨印を附してあります。これは河野通有が 元冦の役で活躍した功によるといわれている。 その後、天正時代(安土桃山時代)宇高不留城主として川東全域を領有していた高橋三河守光頼に よって、越智郡奈良原権現を田ノ上に分祀されたことから奈良原権現と呼ばれ、室町・江戸時代に は白山権現(中萩)石鎚権現とともに三大権現として遠近の人々も福寿の神として尊敬されてきました。 しかし、天正十三年(1585)八月小早川隆景の四国征伐でことごとく落城廃毀され以後神領社式等 廃没し田上と変え今日に至っております。明治四年(1871)には氏子230戸、現在では700戸余と なっており、現在の本殿・拝殿は昭和12年(1937)三月再建されたものです。
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