伊予の小京都大洲市
大洲肱川の鵜飼見物

Up date Jul. 30, 2008
01.jpg  平成20年7月28日、友人に誘われて、大洲の鵜飼見物に出かけることになった。大洲の鵜飼と いえば、岐阜県・長良川、九州・日田市の三隅川と並ぶ日本三大鵜飼のひとつと言われ、清流肱川 を舞台に行われている。大洲の鵜飼を有名にしたのは全国で2番目の女性の鵜匠が誕生したこと。 全国に鵜匠は50人程度いて、大洲には4人の鵜匠がいる。全国で2人目の女性鵜匠佐々木コズエ さんと言う。鵜匠暦は3年。夫の佐々木長治さんは、コズエさんの鵜匠の先輩であり、夫婦では 初めてという。我々は鵜飼見物当日の昼ごろ新居浜を出発、大洲城下の旅館砥屋にチェックイン。 夕刻、旅館手配のタクシーで肱川上流の乗船場に向かった。そこには旅館仕立の屋形船に、冷えた ビールと豪華な料理が準備され、手漕ぎの船頭が待ち構えていた。屋形船に揺られながら酒と食事を 楽しみ、鵜飼舟の下ってくるの待つ。やがてかがり火を明々と灯した鵜飼船が下ってきた。船頭が 艪をこいで鵜船と並走するように屋形船を進めていくと、「今晩は、お待たせしましたー!」と元気 な女性の声。女性鵜匠の佐々木コズエさんだ。鵜匠の操るのは元気な鵜が5羽。鵜は水に潜って鮎を 捕らえる。鵜は、右へ左へと移動するので、鵜匠が鮮やかな縄さばきの見せどころだ。鵜匠は素早く 鮎を捕まえた鵜の手縄を引いて船の上にあげ、首の根元を掴むと捕らえたばかりの鮎を口から吐き 出させる。鵜飼見物は、複数の屋形船が順番に場所を交代して鵜飼の様子を見学し、大洲城下で下船 し鵜飼見物が終了した。(写真は大洲城)
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鵜飼見物の屋形船が浮かぶ肱川 女性鵜匠の佐々木コズエさん
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鵜飼見物の屋形船が出発 屋形船のZENさんと奥さん
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参加した仲間達 ビデオ撮影目的参加の舛岡正文さん
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屋形船を操る船頭さん 屋形船に準備された食事
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かがり火を明かりに鵜飼が始まる 5匹の鵜を操る女性鵜匠
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ホテルで寛ぐ久枝さんとZENさん 舛岡夫婦と久枝さん&ZENさんの奥さん
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参加者全員で記念写真 ハイウエイオアシスで買い物