|
前野家には男ばかり６人の兄弟が居た。しかし、２男昌彦と４男克彦は共に病に倒れ、帰らぬ人となった。
大勢いた時代には、賑やかだったが、いつの間にか兄弟４人になった今は寂しいものだ。私たち兄弟は、父の
遺伝子を受け継ぎ、みんな学業とスポーツ好きで優れていた。父は、若い頃野球が得意で、会社の野球チームでは投手として活躍し、休みの日は何時も借り出されていた。またテニスも得意でした。長男敏彦はバドミントンを得意とし、
第1回愛媛県バドミントン大会で優勝し、第6回広島国体に出場した。最終学歴は明治大学卒。２男昌彦は子供の頃喧嘩好きで、何時も近所の子と喧嘩して、母が謝ってばかり居た腕白坊主だったが法政大学卒。３男紀彦は九州大学卒、空手有段者、４男克彦は徳島大学卒、日本拳法４段の猛者、５男幹彦は京都大学卒、少林寺拳法有段者、６男博司は宮崎大学卒、彼も拳法をやっていた。長男の私は弱虫で何時も泣かされて家に帰ってくる男だったので弟達が格闘技を得意としたのは、全て兄を敵から守るためだったのだろう。頼りになる、すばらしい弟達でした。この日は、兄弟３人が秦野カントリークラブで、久しぶりのゴルフ対決を楽しみました。 |
