新居浜市
バリアフリーセミナー
Up date Apr.22, 2018
   
 平成30年4月22日(日)大島フアンの集いのメンバー他、これまでの活動で大島に関連のあった人達と 日常的に車椅子生活をされる人達のバリアフリーを図る集まりでした。最初に内海清慈さんの研究発表では、 大島に伝わる歴史的な話に出てくる村上義弘について、これまで伝え聞いてきた話には、聊か矛盾する点が あり、今や村上義弘が何処で生まれ、何処で死亡したかの正確な記録がないと言うのが定説。八幡神社宮司の 話の大島で生まれ、大島で死んだと言うのは無理があると言える。但し存在した歴史は、残された色々な資料 文献では、1360年代に新居大島に居住していたという記録は、河野氏の伝記「予章記」にある。しかし、後の 戦いで敗北し、今治方面に逃げたと言われている。1400年代細川満元の書状で、新居大島が細川氏の所領に なった。1582年に小早川隆景が能島村上氏の家臣である東氏に新居大島の代わりに弓削島、岩城島を与えたと 記録が残されている。1592年、福島正則が新居大島に番所を設置したと言う記録があり、1650年以降には 新居大島の庄屋を務める事が認められ、能島村上家の家来筋が新居大島のその後に繋がっていると考えられる。 内海清慈さんの講座の後、車椅子の人たちが今後、大島で活動できる場所やイベント開催等について議論があり、 車椅子で島内の名所旧跡巡りや、ジャックの牧場回遊や、魚釣りなど、実現可能な計画をしていく事を話し合いました。
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内海清慈 講師 白石誠一郎
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