平成30年7月9日夜、長らく続いた雨も上り、久しぶり静かな海が戻ってきたので、いつもの
大江漁港に夜釣りに出かけた。潮は20時過ぎが満潮で、完璧の潮が高ければ足元にチヌやメバルが
寄ってくるかと期待した。本来、大江漁港といえば良く釣れてきたのはアナゴだが、アナゴの
狙い目は干底からの満ち上がり時間帯だ。一応仕掛けとしてはアナゴ狙いで2本の投げ竿に元気な
ゴカイをつけて置き竿し、竿先には鈴をつけて、万一の当りに備えた。更に岸壁下を狙う為、
2.5mの短い竿には、メバルか、チヌを意識して浮き釣り仕掛けを下ろした。この日アナゴの当りは
一度も来なかった。やはり潮の高い時はアナゴもどこかへ行ってしまうのだろう。一方足元では
仕掛けの先に蛍光スティックをつけて水中の餌の動きが分かるようにしてあるが、水中で右左に
仕掛けが動くので、魚が口先に咥えて走る姿が分かるが、いざ竿先を煽ってみると針掛かりは無い。
チヌやメバルなら、確実に針掛かりするはずなのが、何故か分からなかった。仕方なく浮きを
引き回す様子を暫く様子を見てから上げてみると抵抗する魚体が上ってきた。一瞬チヌかと思った。
しかし魚は口先が細いタナゴでした。釣り上げる時の抵抗は、チヌとは明らかに異なり抵抗が弱かった。
何も釣れないよりはいい。続けて同じ場所に仕掛けを入れた。また同じ様なやり取りがあって、
2匹目も同じ様なサイズのタナゴだった。その後、狙い場所を色々変えてみたが、満潮を過ぎた
潮の動きが変わり、その後の当りは無くなったのと餌が無くなったので納竿して帰宅した。
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