講師:県立新居浜工業高等学校
宇佐美東男 先生
これから21世紀初頭にかけて世界の先進工業国は高度情報社会を迎える。
20世紀の終わりに近づき技術の進歩に伴い、地球はマスクメロンの網目の
ように情報通信網によって覆われてきた。これがインターネットのイメージである。
現在地球規模のインターネット人口は1億人と言われている。
・インターネットの利用分野
産業や科学技術のグローバル化を支援するシステム。高齢化社会への活用。
新しい教育システム(在宅学習)の開発。
ニューエンターティメント(ネットワークゲーム)の開発。
新しい民主主義の芽生え(個人が情報発信する時代)。
文化・文芸のグローバル化。
モバイルインターネットの発達。
多くの生活分野でオンラインサービス化が進む。
・問題点
有害情報の氾濫。高い通信回線費。光通信回線の敷設。情報圧縮技術の開発。
情報の暗号化と犯罪への悪用。クラッカーによる破壊活動。情報犯罪に対する法的整備。
マルチメディア著作権問題等。
インターネット社会は様々な利便性を実現すると同時にリスクも生み出す。
ネットワーク社会について正しい認識を持ち人類の平和のために発展させなければならない。
引き続き行われた新居浜インターネット研究会の表彰式で、特別審査員による最優秀賞には
エントリー47番の白石さん、優秀賞にはエントリー5番のZENさんが選ばれた。
また一般投票の部では得票総数約700票の内86票を集めたZENさんが1位となった。