8月28日(火)宵,西日本では3年ぶりとなる皆既月食が見られると言うことで、期待に胸膨らませた。
この日の満月は地球の影の中に入り込み,幻想的に赤く色づくと報道されていた。
(右の写真はその資料)今まで実際の
天空をカメラで撮った事もないので、どのようにすれば旨く撮れるか自信はなかったが、一応
デジカメとしっかりした三脚を準備した。撮影場所としては、家の周りではあまり適当な場所が
ないので、近くの海岸の岸壁で撮る事にした。しかし空の状態は生憎の雲で、月がどの辺に
あるのかも確認できなかった。折角海辺に来ているので、餌と釣竿を準備し、万一に備えて三脚に
カメラを据え付けた上で釣りを始めた。時々空を見上げてチェックしていたが、9時頃まで空は
雲が邪魔していた。突然気が付くと、雲の切れ目から月が見えた。しかしその時、既に皆既月食の
峠を過ぎて、半分は見えている状態だったが、影の部分の赤褐色の部分は肉眼でも観測できた。
月食の動きはゆっくりと遅いので、釣りをしながら時々空を見上げる動作を続けた。
時々雲が邪魔をするのを、避けてシャッターを押し今回の月食撮影は終わった。
因みに釣れた魚は25cmのチヌが一匹だけだったが月食観察のおまけだ。
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