最近しばらく釣りに出かけても、釣果は芳しくない日が多かった。前夜も出かけたが狙いのチヌの
当たりは、当歳物の小さな小チヌだけでした。余ったゴカイは大事に持ち帰り冷蔵庫に保存しました。
昨夜は、頭上に満月の大潮で、満潮の10時頃、昨年も良く釣れた澤津魚港の岸壁へ出かけました。
チヌ釣りは暗闇がベストなのですが、頭上の満月が気になりながらも、なるだけ陰になる場所に
仕掛けを下して移動していた。最初の当たりは小さく釣れたのは15cm位の2歳ものチヌだった。
その後、場所を転々と移動しながら探ったが、反応がなくそろそろ見切り時間と思ったとき、
下した仕掛けを小刻みに上下させていたら、突然浮きが大きく沈んだ。慌てず時間を置いて
竿先を軽く上げた途端、竿を持っていかれるかと思うほど勢いよく竿を引かれた。十分針掛り
したところで、糸を繰り出したり巻き上げたりしながら、魚の弱るのを待った。暴れる魚に十分
空気を吸わせて、だんだん弱ってきたところで、岸壁に引き寄せ竿先の糸を手で持って持ち上げた。
竿先が柔らかいので、タモがないと竿で持ち上げるには無理があったのです。今まで夜釣りは
よく来たが、40cmオーバーのチヌは初めての体験でした。私のクーラーは小さいので、魚が
中で折れ曲がり窮屈そうでした。持ち帰った我が家の台所では、小さなまな板で、はみ出した
魚と家内が格闘して捌いていましたが、家内からは次から釣る時は、もう少し小さいサイズにして欲しいと
苦情を言われました。 |